2020年11月4日水曜日

小曽根真ライブ・群響創立75周年記念演奏会 高崎芸術劇場大劇場

 先週末は連日高崎芸術劇場の大劇場へ。


 

 10/30(金)は小曽根真とNo Name Horses のジャズライブ。エリック宮城さん、中川英二郎さんなど総勢15人のビッグバンドに、エレキギタ-の山岸竜之介さんをゲストに迎え、音楽のジャンルを越えたまるでハ-ドロックのようなノリのいいステ-ジ、エネルギ-あふれる演奏を存分に楽しみました!
 コロナで外出制限の時期に、ニュ-ヨ-クのご自宅から演奏を毎日配信されていた小曽根さん。大変な時期に小曽根さんのピアノに癒された方も多かったと思います。何があっても音楽をやり続けるパワ-と行動力が素晴らしい!



 小曽根さんが子供の頃、父親に買ってもらったというハモンド・オルガンも大活躍。照明も凝っていて、カッコイイステ-ジでした!客席は人数制限されていましたが、最後はほとんどの方がスタンディングオベ-ション、長く拍手が続きました。



 10/31(土)は群響創立75周年記念演奏会。

 ヴィオラの今井信子さんをソリストに迎え、ベルリオ-ズの「イタリアのハロルド」、ガ-シュインの「パリのアメリカ人」、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」というプログラムでした。指揮は山田和樹さん。

 今井さんのヴィオラ、素晴らしかったです!音色がとても美しく、味わい深い演奏でした。若いソリストの演奏を聴く機会が多いですが、若者には真似のできないベテランの貫禄、風格を感じました。

 群響も素晴らしかった!創立75周年、メンバ-は変わっていきますが、新しいホ-ルでこれからも歴史を重ね、群馬に根ざしたオ-ケストラの音を作っていってほしいです。

 外出機会が減っていましたので、2日続けてのコンサ-トはけっこう疲れました…が、芸術の秋を満喫でき満足感が大きいです。演奏会の開催も増えてきましたので、自分の気持ちや体も少しずつ慣らしていきたいものです。