2017年7月31日月曜日

3M音楽祭 

 昨日は前橋テルサにて「3M音楽祭」が開催されました。
3Mとは前橋、水戸、松本の3都市の頭文字。3都市が連携して行う音楽祭で今年で2回目の開催です。
 午後の部はメゾゾプラノの諸田広美さん、ピアノの松原聡さんのご夫婦の協演。ベ-ト-ヴェンの歌曲、ヴェルディのオペラ、サティ、ビゼ-、日本の歌、ロシア歌曲など、途中でピアノソロも数曲入り、幅広く盛りだくさんで大変贅沢なプログラム。
 主人の歌の師匠である諸田さんの歌声は迫力たっぷりで、力強さ、優しさ、哀しさ、陽気さなどいろんな感情を感じることができ、味わい深くおもしろかったです。ピアノの音色も美しくよく響いていて、ご夫婦の息もぴったりでとても楽しい演奏会でした!
 
 音楽三昧で学生時代を過ごした松本。松本でも9月にリサイタルがあるので、主人と聴きに行こうかと計画中です。この音楽祭、まだあまり知られてないと思いますが、音楽を通して地方都市の交流が結ばれるのは大変嬉しいことです。来年はどなたが出演されるのか、楽しみです!


2017年7月9日日曜日

ラデク・バボラ-ク ホルン・リサイタル

 4日、コアホ-ルにラデク・バボラ-クさんのホルン・リサイタルを聴きに行きました。
 バボちゃんの愛称で有名な、世界的ホルン奏者のバボラ-クさん。数年前群響との協演を聴きましたが、ピアノとのリサイタルを聴くのは初めてです。ピアノは前橋出身の菊地洋子さん。

 プログラムはベ-ト-ヴェン、ヒンデミットのホルン・ソナタ。メインは、ブラ-ムスのチェロ・ソナタ第1番ホ短調(ホルン版)でした。
 音をはずしたり、音程がズレたりすることが全くない完璧な演奏。ホルンってすごく難しい楽器のはずなのに…最初から最後まで安心して気持ち良~く聴くことができました。
 余計な力が入ってない、柔らかく美しい。繊細な音や迫力のある音、包まれるような音、表情豊かな様々な音色。プロの演奏ってすごいなあと改めて思いました。
 アンコ-ルも小品を3曲。菊地さんとの息もピッタリで、本当に気持ちの良い演奏会でした!