2014年11月28日金曜日

群響の過去・現在・未来



 23日の日曜日は群響第504回の定期演奏会でした。メインはブルックナ-の「ロマンティック」、アルミンクさんの指揮が素晴らしかったです!
 ブルックナ-が今までなんとなく苦手でしたが、この演奏会のおかげでおもしろさに目覚めたかも?弦楽器の音色が重厚できれい、ホルンも良かった!優雅で迫力のあるブルックナ-を聴くことができました。

 24日の午前中は、先月再オ-プンした高崎電気館で「ここに泉あり」の無料上映がありました。
 終戦直後の高崎の市民オ-ケストラが群響へと成長する物語、監督は今井正、1955年に作られた白黒映画です。大きなスクリ-ンで見るのは2回目。いい映画は何度見ても新たな発見と感動があります。12月20、21、22日も朝10時より上映されますよ。また見に行きたいです!

 「ここに泉あり」を見終わって、急いで市文へ。午後は「岡村喬生と蝶々さん 歌と映画の集い」がありました。来年の群響70周年記念、プッチ-ニのオペラ「蝶々夫人」上演に向けてのイベントでした。そのオペラに出演する、オ-ディションで選ばれた歌手の方3人の素晴らしい歌を聴きました!日本文化を尊重した違和感のない岡村さんの演出が楽しみです。
 群響創立70周年記念事業として、オペラ「蝶々夫人」は来年9月に桐生と前橋で上演されます。

 振り返ってみると、群馬交響楽団の過去、現在、未来を並べてみたような三つの催しでした。映画「ここに泉あり」中で奮闘している楽団員さんたちに、「来年は70周年ですよ~」って教えてあげたくなりました・・

2014年11月22日土曜日

アルゲリッチ 私こそ、音楽!

音楽に関する映画は好きでよく見に行きます。

 シネマテ-クたかさきで上映された「アルゲリッチ 私こそ、音楽!」。ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの素の表情がとても魅力的でした!ステ-ジに出る前のイライラした表情はちょっと怖かった・・
 娘さんが監督だからこそ撮れた映像が満載。母アルゲリッチを囲んで父親の違う3人の娘さんたちが会話をするシ-ンは、それぞれの複雑な思いが感じられてとてもおもしろかった。アルゲリッチの若い頃の映像や演奏も楽しめる映画です。残念ながら上映は終わってしまいました・・

 高崎電気館では、22、23、24、25の4日間、朝10時より、群馬交響楽団の草創期を描いた映画「ここに泉あり」が無料上映されます。
 まだ大きなスクリ-ンで見たことない方がいらっしゃいましたら、ぜひ電気館でご覧ください。音楽シ-ンはもちろんのこと、高崎の古い街並みや群馬の雄大な風景も楽しめます。
 リニュ-アルしたばかりの電気館はまだ空調設備が整ってないそうです。今日母が見に行きましたが、寒いのでカイロを配ってくれたとのこと、どうぞ暖かい服装でお出かけください!

2014年11月16日日曜日

第19回 秋の木もれびコンサ-ト        平成26年11月16日(日)

 


 11月16日、「第19回 秋の木もれびコンサ-ト」を開催しました。



 前日の15日(土)には、ドラムサ-クルぐんまの主催で、ココイズミにて群馬初のインディアンフル-トサ-クルが開催されました!
 ファシリテ-タ-のMoto Ozakiさんのもと、5つの音が出せれば即興で誰でも旋律が吹け、しかも皆でアンサンブルもできるというインディアンフル-トならではの楽しさを味わいました。
 初めて吹く方でも、皆さんそれぞれに個性的なメロディを奏で、楽譜がなくても音楽ができるおもしろさを体験しました!


 16(日)は午後2時より、当社ロビ-で「第19回 秋の木もれびコンサ-ト」を開催、Moto Ozakiさんのインディアンフル-トと小野晃さんのギタ-の演奏を楽しみました。


 フル-トもギタ-も優しく柔らかい音色で、聴いていてとても気持ち良かったです!「おぼろ月夜」「椰子の実」「ペチカ」などお馴染みの曲もインディアンフル-ト独特の奏法で聴くと、一味違ったおもしろさがあります。
 庭のセコイアの大木から木もれびが射し込むこのロビ-で、木のフル-トの音色を聴いていると、室内なのに自然がいっぱいあるような感じがして、とても幸せな気持ちになりました。
 

 鹿の皮でできたインディアンの太鼓とインディアンフル-トの音色はとてもよく合います。
 
 アンコ-ルでは「仰げば尊し」を演奏、皆さんも一緒に歌ってくださったので、胸にジ-ンときて涙が出てきました。改めていい曲だなあと感激・・最後は泣きながら締めの挨拶をする事態になってしまい、とても恥ずかしかったですが、いい思い出になりました・・

 インディアンフル-トの展示もし、興味のある方には試奏もしていただきました。できたてほやほやのMoto OzakiさんのCD「いつもそこにあるもの」も販売、たくさんの方にインディアンフル-トという楽器の魅力を伝えることができたかなと思います。


 Moto Ozakiさんは蒲郡中学校の吹奏楽部の後輩、部活の思い出話や故郷の話もできて、とても楽しく嬉しい2日間でした!今後のますますのご活躍を願っております。
 ご来場くださった皆様、お手伝いをしてくれた方々、本当にありがとうございました!