2009年11月14日土曜日

秋のシャンソンコンサ-ト            平成21年11月14日(土)


 初めてのシャンソンのコンサ-ト、歌手の加治屋里砂子さんは私の小、中学校の同級生で、愛知県を中心に活動しています。渋川にある「日本シャンソン館」館長である芦野宏さんに師事、地元ではファンも多い彼女ですが、群馬では初めてのコンサ-トです。

 前半はキ-ボ-ドを使っての弾き語り、後半は草場学さんをゲストに迎え、ギタ-伴奏でシャンソンの名曲の数々を歌っていただきました。
 彼女の美しい歌声で、ドラマティックなシャンソンの歌の世界を味わっていただけたことと思います。草場さんの伴奏もアレンジが凝っていて、とても楽しかったです。初顔合わせのお2人でしたが、演奏合間の夫婦漫才のようなおしゃべりもおもしろかったです。
 最後にはお客さんも一緒に「オ-シャンゼリゼ」を歌い、まるで歌声喫茶のようでした。大きな声で皆で歌うと、とても元気が出ますね。

 ライブハウスのように本格的なPAをセットしての今回のシャンソンコンサ-ト。いつものクラシックとはだいぶ違う雰囲気でしたが、こういう感じもお客様に喜んでいただけることがわかり、これからもジャンルを問わず、いい音楽を楽しめる場を作っていきたいなと思いました。
 聴きに来てくださった皆様、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。




 

2009年5月24日日曜日

第12回 スプリンググリ-ンコンサート      平成21年5月24日(日)



 今回は、群馬交響楽団の弦楽器奏者の方3人による弦楽アンサンブルです。
群響の活動だけでなく室内楽でもご活躍の実力のある3人の演奏家が、聴き応えのある味わい深い弦楽曲を演奏してくださいました。


ヴァイオリンの山本はづきさんとヴィオラの尹 鳳輝(ユン ポンフィ)さん

モ-ツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調K.423より第1楽章 Allegro




ヴィオラの尹さんとチェロの長瀬夏嵐(ながせからん)さん

ベ-ト-ヴェン/2つのオブリガ-ト眼鏡付きの二重奏曲 変ホ長調

ヴァイオリンの山本さんとチェロの長瀬さん
ヘンデル(ハルフォルセン)/パッサカリア
 プログラム前半は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、それぞれの楽器の組合せで3曲演奏しました。一度にいろいろな組合せの二重奏を楽しめるというおもしろいプログラムです。二重奏にもこんないい曲があることもわかりました。アンサンブルの基本を見るようで、勉強にもなります。
 後半は弦楽三重奏という贅沢なプログラムです。

ドホナ-ニ/ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのためのセレナ-デOp.10 第1~第5楽章
 ドホナ-ニはハンガリ-の作曲家、あまり馴染みのない名前ですが、東欧独特のリズムがとてもおもしろく、初めて聴く人でも聴きやすい曲だったと思います。
 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれの美しい音色。3人の息もピッタリで、迫力のあるアンサンブルのおもしろさを存分に味わえるプログラムでした。群馬交響楽団の主要なメンバ-の方たちの熱演を身近で聴き、改めてこういう方たちが群響の演奏を作っているんだなと実感しました。
 たくさんの方にこのコンサ-トを聴いていただくことができて、とても嬉しく思います。お忙しい中、ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。また、出演者の方はもちろんのこと、いつも手伝ってくれる仲間、いろいろと協力してくださった方々に感謝申し上げます。