2013年5月26日日曜日

第16回 スプリンググリ-ンコンサート      平成25年5月26日(日)


  5月26日(日)、当社ロビ-にて「第16回スプリンググリ-ンコンサ-ト」を開催致しました。「トリオ・アンファリア」は2010年に結成されました。3人の名前、Shanから[An]、Fannyから[fa]、Yuliaから[lia]を取って、Anfaliaという素敵な名前になったそうです。
 当日は朝8時からピアノの調律、11時半からリハ-サルをしました。中国、フランス、ロシアと母国語が違う3人の会話は日本語。練習の時も一緒に演奏するのが本当に楽しそうでした!

演奏:トリオ・アンファリア 〈出身地〉

ヴァイオリン/高杉(ガオ・シャン) 〈雲南省昆明〉

チェロ/ファニ-・プザルグ 〈南仏〉

ピアノ/ユリヤ・レヴ 〈サンクトペテルブルグ〉

高杉さん、ファニ-さんは群馬交響楽団の団員さんです。


 フランス人のファニ-さん、とても明るく気さくでチャ-ミングな方です。2006年以来7年ぶりのご登場。その時はチェロとピアノのデュオでした。

 現在、子育てをしながら活動中。背が高くて演奏姿もカッコイイ!群響の中でも目立つ存在なので、ご存知の方も多いと思います。楽しい日本語で曲目の解説をしてくださいました。

〈プログラム〉

ベ-ト-ヴェン/ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調

チャイコフスキ-/「四季」より 4,6,8,10,2月

ショ-ソン/ピアノ三重奏曲 ト短調

 後半はショ-ソン1曲というプログラム。一般的にはあまり馴染みのないショ-ソンですが、とても美しく迫力のある曲です。お客様も真剣に聴いてくださり、ショ-ソンの雰囲気に浸っていただけたようです。



 アンコ-ルは「マイウェイ」と「ラ・クンパルシ-タ」という意外な選曲でした。クラシック以外のレパ-トリ-も聴けて楽しかったです!

 故郷を遠く離れて高崎に根を下ろし、子育てをしながら精力的に演奏活動をされている女性3人。音楽を共通言語とし国境を越え仲良く演奏する姿を間近で見て、微笑ましいような羨ましいような気持ちになりました。

 また迫力のある演奏を通して、スケ-ルの大きな3人のエネルギ-やたくましさを分けてもらい、私自身も新たな活力が湧いてきたような気がします!

 今回も50人以上のたくさんの方にご来場いただき、中には主人の父が通うデイサ-ビスの利用者さんもいらっしゃいました。車椅子のおばあさんも最後のアンコ-ルでは手拍子を叩いて盛り上げてくださいました。音楽を楽しんで元気になっていただければ本当に嬉しいです!

 皆様のご協力のおかげで素晴らしいコンサ-トが開催できました。どうもありがとうございました!!