2020年11月30日月曜日

レオニ-ド・グルチンのメモリ- ~チャリティ-コンサ-ト~

 年末が近づきバタバタと日が過ぎていきます‥あっという間に今月も終わり。明日から12月なんて!

 今日はコアホ-ルにて19:00~、「レオニ-ド・グルチンのメモリ- ~チャリティ-コンサ-ト~」が開催されます。

 人とのつながりを大切にされ、多くの方に慕われていたグルチンさん。群響の団員さんやチェロのお弟子さんたち、子供たちによる弦楽アンサンブルなど、たくさんの方が出演されます。 入場は無料ですが募金箱を設置するのでJALSG(成人白血病治療共同研究支援機構)へ寄付をお願いします、とのことです。

 コロナ騒ぎで今年はゆっくり音楽を楽しむ機会も少なかったです。今日はグルチンさんが影響を与え残していった音楽を聴きながら、お人柄を偲び、心静かに過ごしたいと思います。



2020年11月16日月曜日

マイルス・デイヴィス ク-ルの誕生

 


 先週はシネマテ-クたかさきに「マイルス・デイヴィス ク-ルの誕生」という映画を見に行きました。

 “ジャズの帝王”と称されるマイルス・デイヴィス。父がマイルスが好きで、子供の頃家でよくレコ-ドがかかっていました。当たり前のように聴いていたマイルスのトランペット。映画を見て改めて、スゴイ!カッコイイ!と思いました。

“俺は音楽に呪われてきた。寝ても覚めても頭には音楽があった。人生は冒険であり挑戦だ。安定を求めるものじゃない。創造を続けるには変わる事だ。

                        マイルス・デイヴィス”

 映像や音源はもちろん、家族、友人、恋人など人生に関わった人たちのインタビュ-を通して、マイルスの音楽、素顔、人生の光や影がよくわかる映画。

 見た目や音楽の変貌ぶりも納得です。「死刑台のエレベ-タ-」のフィルムを見ながら、即興で音楽をつけるマイルスの映像が本当にカッコよかった♪♪常に新しいものに挑戦していたことがよくわかりました。

 残念ながらシネマテ-クでの上映は終わってしまいましたが、ぜひもう一度見たい!ジャズに浸れる映画でした。



 ジャズ好きの方にはこんな映画も!!

 11月29日(日)13:30~高崎電気館にて爆音映画祭。「真夏の夜のジャズ」が上映されます。 

 1958年7月、アメリカで開催された「ニュ-ポ-ト・ジャズ・フェスティバル」を中心に撮影されたドキュメンタリ-映画です。ルイ・ア-ムストロング、セロニアス・モンク、チャック・ベリ-など、伝説のミュ-ジシャンたちが登場。当時の音楽はもちろんのこと、50年代アメリカの文化も存分に楽しめる映画だそうです。これもおもしろそう!!

 

2020年11月4日水曜日

小曽根真ライブ・群響創立75周年記念演奏会 高崎芸術劇場大劇場

 先週末は連日高崎芸術劇場の大劇場へ。


 

 10/30(金)は小曽根真とNo Name Horses のジャズライブ。エリック宮城さん、中川英二郎さんなど総勢15人のビッグバンドに、エレキギタ-の山岸竜之介さんをゲストに迎え、音楽のジャンルを越えたまるでハ-ドロックのようなノリのいいステ-ジ、エネルギ-あふれる演奏を存分に楽しみました!
 コロナで外出制限の時期に、ニュ-ヨ-クのご自宅から演奏を毎日配信されていた小曽根さん。大変な時期に小曽根さんのピアノに癒された方も多かったと思います。何があっても音楽をやり続けるパワ-と行動力が素晴らしい!



 小曽根さんが子供の頃、父親に買ってもらったというハモンド・オルガンも大活躍。照明も凝っていて、カッコイイステ-ジでした!客席は人数制限されていましたが、最後はほとんどの方がスタンディングオベ-ション、長く拍手が続きました。



 10/31(土)は群響創立75周年記念演奏会。

 ヴィオラの今井信子さんをソリストに迎え、ベルリオ-ズの「イタリアのハロルド」、ガ-シュインの「パリのアメリカ人」、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」というプログラムでした。指揮は山田和樹さん。

 今井さんのヴィオラ、素晴らしかったです!音色がとても美しく、味わい深い演奏でした。若いソリストの演奏を聴く機会が多いですが、若者には真似のできないベテランの貫禄、風格を感じました。

 群響も素晴らしかった!創立75周年、メンバ-は変わっていきますが、新しいホ-ルでこれからも歴史を重ね、群馬に根ざしたオ-ケストラの音を作っていってほしいです。

 外出機会が減っていましたので、2日続けてのコンサ-トはけっこう疲れました…が、芸術の秋を満喫でき満足感が大きいです。演奏会の開催も増えてきましたので、自分の気持ちや体も少しずつ慣らしていきたいものです。