2019年2月3日日曜日

群馬バロックオ-ケストラ vol.5

 早いもので今年ももう2月に入りました。少し暖かくなるといいですね~
 1日、前橋テルサホ-ルに群馬バロックオ-ケストラを聴きに行きました。第5回目の今回は「バッハ・バッハ・バッハ!!」と題し、J.S.バッハとその息子たちの作品を聴き比べました。

 J.S.バッハの長男、ヴィルヘルム・フリ-デマン・バッハの「シンフォニア ヘ長調」は、とても優しく繊細な感じを受けました。これが日本初演かも?ということで、貴重な機会となりました。
 バッハの次男、カ-ル・フィリップ・エマニュエル・バッハの「シンフォニア第2番 変ロ長調」はダイナミックで大胆な曲、モ-ツァルトやベ-ト-ヴェンに大きな影響を与えたとのことで、当時としては前衛的だったのではないでしょうか。
 J.S.バッハ「チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調」(チェンバロ辰巳美納子)は、弦楽五重奏にチェンバロという小さな編成でしたが、チェンバロが派手で、けっこう激しい曲で迫力がありました。同じくJ.S.バッハ「管弦楽組曲第3番 ニ長調」、オ-ボエ、ファゴット、トランペット、ティンパニ-が加わったオ-ケストラの響きに新年の華やかさを感じ、気持ちが明るくなりました。

 3人のバッハの聴き比べ、それぞれ特徴があり、編成もいろいろで、とてもおもしろかったです!指揮の中田延亮さんのお話も、わかりやすくて良かったです。
 次回はどんなバロックが聴けるでしょうか。また次の演奏会も楽しみにしています!