2017年3月17日金曜日

五嶋 龍とインバル

 14日、群馬音楽センタ-にてエリアフ・インバル指揮ベルリン・コンチェルトハウス管弦楽団の演奏会が開催されました。ソリストは五嶋 龍さんで、メンデルスゾ-ンのヴァイオリン協奏曲を本邦初披露、メインはマ-ラ-の交響曲第5番でした。
 インバルを聴くのは2回目、前回はフランクフルト放送交響楽団でメインも同じプログラムだったと記憶しています。若々しかったインバルさんももう80歳になられたとのことですが、年齢を感じさせないエネルギ-に満ちた指揮ぶりでした。

 五嶋 龍さんのリサイタルには何回か行ってますが、オケとの協演を聴くのは今回が初めて。いつも思うのですが、龍さんの演奏会はコンサ-トというよりライブ!
 ソリスト、指揮者、オ-ケストラ、聴衆…それぞれが音楽を通してお互い笑顔でキャッチボ-ルをして遊ぶような、クラシック音楽は堅苦しいものではなく、のびのびワクワク楽しめるライブなんだということを実感しました。演奏が終わって「ハハッ」と笑った龍さん、私も思わず笑ってしまいました。聴き慣れているはずのメンデルスゾ-ンの協奏曲ですが、本当に楽しかった!!
 先月、高崎高島屋で開催されたト-クショ-の記事が高崎新聞に掲載されています。→音楽と高崎を語る/五嶋龍さん

 メインはマ-ラ-の交響曲、それぞれの楽器の音が生き生きと届いてきて、自分もオケの中に入っちゃったような感覚になりました。協奏曲ではソリストに寄り添うような柔らかい音色だったオケが、マ-ラ-では人数も増え大迫力にパワ-アップして驚きました。凄かったです!