2019年11月28日木曜日

スウェ-デン放送合唱団

 寒くなってきましたね~
 26日、東京オペラシティ コンサ-トホ-ル:タケミツ メモリアルに、ペータ-・ダイクストラ指揮、スウェ-デン放送合唱団の演奏を聴きに行きました。30数名の混声合唱、名前は聞いたことがありますが、演奏を聴くのは初めてです。
 
 バッハから現代曲まで幅広いプログラム。人間の声なのにフル-トやオ-ボエ、トランペット、時にはオルガンのような音色が聴こえたり、音量やハ-モニ-が自由自在に変化し、まるで風の音や雲の流れ、空の色の移り変わりなど切れ目のない自然現象を見ているようで、美しく気持ち良く、体に沁み込んで来ました。
 時には映画「2001年宇宙の旅」を連想させる神秘的な響きに包まれるような感覚も体験しました。俗世を離れ、非常に知性的で品の良い、まさに「令和」と言った感じの美しい合唱でした。今までプロの合唱を聴く機会はあまりなかったので比較のしようもないのですが、今後いろいろ他の合唱団も聴いてみたいです。
 人間の声、その声の集まり、シンプルであるが故に嘘がつけない、ごまかせない、だから素晴らしいんだなあと思いました。

 先日結婚記念日を迎えましたので、お祝い気分で主人と一緒に東京へ。久しぶりの東京はちょっと疲れましたが、町はすっかりクリスマスの雰囲気で楽しかったです!




2019年11月19日火曜日

レオニ-ド・グルチンのメモリ- ~チャリティ-コンサ-ト~

 群響の首席チェロ奏者だったレオニ-ド・グルチンさんのメモリアルコンサ-トが、11月25日(月)18:30~、高崎シティギャラリ-コアホ-ルにて開催されます。
 出演はチェロのお弟子さんや群馬交響楽団のメンバ-を中心に、たくさんの演奏家の方たちがグルチンさんを偲んで演奏します。
 
 入場無料のチャリティ-コンサ-トで募金箱が設置され、募金はすべてJALSG(成人白血病治療共同研究支援機構)に寄付されるとのことです。
 優しくてユ-モアあふれる本当に素敵な方でした。当日はグルチンさんの笑顔を思い浮かべながら、演奏を聴きたいと思います。




2019年11月8日金曜日

トリエステ・ヴェルディ歌劇場 「椿姫」

 11/3の祝日、新しくできた高崎芸術劇場にて初めてのオペラ、トリエステ・ヴェルディ歌劇場の「椿姫」を観劇しました。
 オーケストラピットにスポットライトで照らされながら登場する指揮者、前奏曲が始まるとワクワクします。ヴェルディの美しい音楽、ソリストたちの素晴らしい歌、久しぶりに見たオペラ、とても楽しかったです!

 何より興味を惹かれたのは、幕前や休憩時にワインやコ-ヒ-などを飲んで時間を過ごしているお客さんが多かったこと。今までの高崎では見られなかった光景です。決して安くはないドリンク…でもホ-ルでいただく贅沢な一杯は格別です。
 いくら箱ものだけ立派に作っても、そこにお金を払ってたくさんの人が来て、皆が楽しまなければコンサ-トやオペラは成立しません。それだけの潜在的なお客さんの裾野の広がりが必要だと思います。高崎のような地方都市でも、お膳立てが揃えば、オペラを楽しむ文化が成立するんだなあと実感しました。今後はこれが定着し、長く継続することが課題かもしれません。
 文化の日にふさわしく、オペラを鑑賞しながら、「文化」というものについて考える祝日となりました。









2019年10月12日土曜日

渡辺貞夫クインテット2019 ~Time After Time~

 大型台風が広範囲に甚大な被害をもたらしました。皆様のお住まいはご無事でしたでしょうか?各地で速やかに復旧し、当たり前の日常生活を取り戻せるよう願っております。

 10/10、人生2度目のナベサダのライブに行って来ました!会場は高崎芸術劇場のスタジオシアタ-、たくさんのお客さん!クラシックのコンサ-トとはやはり雰囲気が違います。
 メンバ-は、林正樹(ピアノ)、コモブチキイチロウ(ベ-ス)、竹村一哲(ドラムス)、ンジャセ・ニャン(パ-カッション)。
 年の差関係なくお互いをリスペクトし、音楽を楽しむ姿を見て、同じ時代に生き、彼らの音楽をライブで聴ける幸せを感じました。
 本当に若々しい渡辺さん。羨ましい、そして見習いたい!
 素晴らしいサックスの音色に衰えは感じません。いつまでも聴いていたかったです。






2019年10月11日金曜日

アルモニア・セレ-ナ 20thコンサ-ト

 大型台風が近づいていて心配ですね…くれぐれもお気をつけください。

 10月13日(日)18:00~、昌賢学園まえばしホ-ル(小ホ-ル)にて、弦楽合奏団アルモニア・セレ-ナの20thコンサ-トが開催されます。
 今回は群響首席ヴァイオリン奏者の秋葉美果さんと、東京フィルハ-モニ-副首席ヴィオラ奏者の加藤大輔さんをソリストに迎え、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲が演奏されます。
 他には、エルガ-の弦楽セレナ-ド、レスピ-ギの「リュ-トのための古風な舞曲とアリア」、テレマンの「タ-フェルムジ-ク」など。指揮は群響コントラバス奏者の若林昭さん。

 毎回充実したプログラムで楽しみなアルモニア・セレ-ナの演奏会。秋葉さんと加藤さん、普段はオ-ケストラでご活躍のお2人ですが、きっと息の合った素晴らしい演奏を聴かせてくださることと思います。
 台風の影響がないと良いですが…お時間ありましたら、ぜひお出かけください!


 

2019年10月3日木曜日

小さな恋のメロディ

 たぶん小学校高学年の頃、「小さな恋のメロディ」のトレイシ-・ハイドに憧れて、母に「トレイシ-・ハイドみたいに目が大きくなりたい!何か方法はない?」と尋ねたら、目のマッサ-ジを教えてくれました。母も少女の頃、目を大きく、きれいな二重にしたくて実践していたらしい。それから毎日必死でマッサ-ジを続けました。効果のほどは?ですが… 

 昔はマ-ク・レスタ-より断然ジャック・ワイルド派でしたが、久しぶりに見たら、マ-ク・レスタ-は元祖ハニカミ王子、って感じで本当に可愛い!!当時大人気だったことに納得しました。

 甘酸っぱさ、胸苦しさ、反発心、憧れ、幸福感…忘れかけていたいろいろな感情が戻って来ました…大きなスクリーンで上映される機会があったら必ず見たい作品のひとつ。48年前の映画ですが、とても新鮮!「小さな恋のメロディ」と同世代で良かった!
 ビ-・ジ-ズの音楽も素晴らしい貴重な青春映画です。

 電気館での上映はあと2回。今晩10/3(木)19:00~、明日10/4(金)11:00~です。






2019年10月2日水曜日

第30回高崎音楽祭 〈コバケンの巨人〉と「ラルフ・タウナ- アコ-スティックギタ-の祭典」

 早いもので10月に入りましたが、暑い日が続いており、秋なのにバテ気味です…
 さて、9/20に高崎芸術劇場がオ-プンし、9/22から第30回高崎音楽祭が始まりました。私は28日の〈コバケンの巨人〉と29日の「ラルフ・タウナ- アコ-スティックギタ-の祭典」を聴きに行きました。
 
 小林研一郎さんの指揮で、モ-ツァルトのピアノ協奏曲第20番とマーラ-の巨人。ピアノは高崎生まれの金子三勇士さん。
 繊細で美しいピアノとオーケストラとの響き、今回は上田から三勇士ファンの友人も来てくれて、新しいホ-ルで一緒に音楽を楽しむことができ、とても嬉しい1日でした!
 コバケンさんの熱い指揮で迫力たっぷりのマーラ-を聴きながら、群響の新しい歴史のスタ-トを感じました。音響の整った本拠地で、これからもますます地域に根差した素晴らしいオ-ケストラになりますよう願っております。



 29日は、主人のはとこ鬼怒無月(きどなつき)さんが、オ-プニングアクトとしてFRET LANDで出演した「ラルフ・タウナ- アコ-スティックギタ-の祭典」へ。高崎音楽祭初登場を祝って、東京や埼玉からも親戚が来て皆で応援に!
 当日になって、会場が音楽ホ-ルからスタジオシアタ-へ変更になりビックリ!オ-プンほやほやならではのハプニング?チケットも急遽引換えとなり開演前はバタバタで、建物の写真を取り損ねました…
 ラルフ・タウナ-さん、素晴らしかった!!ひとつひとつの音が美しく表情にあふれ、たったギタ-1本で作り出される奥深い別世界に気持ち良く引き込まれました。
 ギタ-3本のFRET LAND(鬼怒無月、有田純弘、竹中俊二)もワクワクするアンサンブルで本当に楽しかった!「アコ-スティックギタ-の祭典」にふさわしい贅沢なコンサ-トでした!!



 高崎芸術劇場は高崎駅とデッキでつながっていて、群馬県内だけでなく、信州や新潟、東京方面からも訪れやすいホールです。今後も様々なコンサ-ト、ライブ、演劇などが催されますので、県外の方もぜひお出かけください!!

*ホールのHPはこちらです→高崎芸術劇場 http://takasaki-foundation.or.jp/theatre/index.php


2019年9月25日水曜日

第30回高崎音楽祭「ラルフ・タウナ- アコ-スティックギタ-の祭典」

 9月20日、高崎駅東口に新しいホ-ル「高崎芸術劇場」がオ-プンしました!
 杮落しの第九は抽選ではずれてしまい残念でしたが、28日の群響特別演奏会〈コバケンの巨人〉と、29日の「ラルフ・タウナ- アコ-スティックギタ-の祭典」は聴きに行きます。

 世界的に有名な79歳の孤高のギタリスト、ラルフ・タウナ-。国内では高崎音楽祭だけのプレミアムコンサ-トに、主人のはとこでギタリストの鬼怒無月(きどなつき)さんが、前座としてFRET LAND(鬼怒無月、有田純弘、竹中俊二)でゲスト出演します!
 高崎生まれの鬼怒さんも、全国各地のライブハウスや海外でも活躍するギタリストで、この度はめでたく高崎音楽祭初登場です!!
 「ラルフ・タウナ- アコ-スティックギタ-の祭典」は、9/29(日)高崎芸術劇場音楽ホ-ルにて17:00開演。音楽専用ホ-ルとして作られた新しい会場の響きが楽しみです!
 マルタ・アルゲリッチのリサイタルと同日同時刻ですが、まだチケットありそうなので、アコ-スティックギタ-好きな方はぜひお出かけください!

 詳細はこちらをどうぞ→「ラルフ・タウナ- アコ-スティックギタ-の祭典」


先日帰省した折、豊橋でサックスの梅津和時さん率いる
KIKI BANDのライブを聴きました。
海外でも人気のバンドです。鬼怒さん(右端)はここではエレキで大活躍!
爆音が気持ち良く、カッコイイ!!

2019年9月21日土曜日

ベッリ-ニの「優雅な月よ」

 16日に群馬県公社総合ビルのホールにて、メゾソプラノ歌手松原広美さんの門下生による発表会が開催されました。
 桂一さんは今年で4回目の参加で、二重唱(テノ-ル、バリトン)でフランク「天使の糧」、バリトンソロでベッリ-ニの「優雅な月よ」、モ-ツァルト「夕べの想い」、の全部で3曲、ユリア・レヴさんのピアノ伴奏で歌いました。



 動画はベッリ-ニの「優雅な月よ」の前半部分です。昨年よりはだいぶ楽に良い声が出るようになったかな。歌のおかげで姿勢もまっすぐになり体調も安定し、日常生活も心身ともに充実しているように思います。熱心に指導してくださる松原先生と素敵な伴奏をしてくださったユリアさん、ありがとうございました。
 出演者の皆さんが日頃の練習の成果とそれぞれの個性を発揮し、本番で思いっ切り気持ちを込めて歌う姿に感動!!聴きごたえのある楽しい発表会でした!

 さて、明日22日は前橋の文学館ホ-ルで「リアン ド ムジ-ク」という発表会型の音楽会が開催されます。こちらは歌だけでなく、ピアノ、フル-ト、オカリナ、サックス、チェロ、コントラバスなど楽器の演奏もあります。桂一さんと私はモ-ツァルトのピアノ協奏曲第20番、2楽章の伴奏で室内合奏団のメンバ-として初参加します。楽しみです!
 13:00開場、13:30開演、入場無料ですので、お時間ありましたらお気軽にお出かけください。


2019年9月13日金曜日

第7回 松原広美門下発表会

 急に肌寒くなりました。皆様、くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。先日の台風、大きな被害が出ましたね…被災地の1日も早い復旧を願っております。

 16日(月・祝)14:00~、前橋の群馬県公社総合ビルのホールにて、メゾソプラノ歌手松原広美さんの門下生による発表会が開催されます。(主催アトリエ・ガヴォ-)

 桂一さん、今年も出演します!
 バリトンソロでベッリ-ニの「優雅な月よ」、モ-ツァルト「夕べの想い」、二重唱(テノ-ル、バリトン)でフランク「天使の糧」の全部で3曲、ユリア・レヴさんのピアノ伴奏で歌います。
 去年より楽に良い声が出るようになったと思います。3曲とも大変美しい曲で、曲に込められた想いが伝わるよう練習に励んでいます。

 BORA・つむぎの女声合唱、講師演奏もあり、盛りだくさんのプログラムです。入場料無料でどなたでも聴きに来ていただける発表会ですので、お時間ありましたら、どうぞお気軽にお出かけください!


2019年9月3日火曜日

群馬交響楽団 第551回定期演奏会

 1日、群馬音楽センタ-にて、群響の第551回定期演奏会が開催されました。
音楽センタ-で開催されるのはこれが最後ということで、たくさんのお客さんが来場しました。
 プログラムはドヴォルジャ-クの「スタ-バト・マ-テル(悲しみの聖母)」。指揮は大井剛史さん、ソプラノ、メゾソプラノ、テノ-ル、バリトンの4人のソリストに群響合唱団、たくさんの演奏者が勢揃いし、音楽センタ-にふさわしいステ-ジでした。
 休憩なしの長丁場でしたが、静かな美しい曲で最後まで気持ち良く聴けました。


 
 
 ふれあいトークも各パ-トの首席奏者の方が揃い、音楽センタ-にまつわるいろいろなお話が聴けおもしろかったです。



 今月オ-プンする新しい高崎芸術劇場にももちろん期待はしますが、長年市民に愛されてきた音楽センタ-が、今後もうまく活用され続けますよう願っています。


 音楽センタ-での群響定期は静かに幕を閉じました。夜の音楽センタ-、温かみがあり、とてもきれいです。

2019年7月16日火曜日

群馬交響楽団 第550回定期演奏会

 13日(土)、群馬音楽センタ-にて、群馬交響楽団の第550回定期演奏会が開催されました。指揮はコバケンこと、小林研一郎さん、ソリストはヴァイオリンの木嶋真優さん。
 オール・チャイコフスキ-・プログラムで、ヴァイオリン協奏曲と交響曲第4番でした。

 ヴァイオリンの木嶋さん、最近テレビでお見かけすることが多く、ちょっと変わった人というイメ-ジが…でも演奏はエネルギ-にあふれ、テンポも自在で、オーケストラとのタイミングに時々ハラハラしながらも、それがテレビのイメ-ジと少しかぶっておもしろく、素晴らしい演奏でした!
 アンコ-ルの「ふるさと」。ご自身のアレンジとのことですが、素敵な曲で感動しました。これからのご活躍が楽しみです。テレビ出演もチェックしよう!

 交響曲第4番、オ-ケストラ全体がよく鳴って迫力満点でした。音の質量というか、エネルギ-を体感でき、それを引き出すコバケンさんのパワ-がすごいなあと思いました。
 10月の定期から会場が高崎芸術劇場に移りますので、音楽センタ-での群響定期はあと1回と残り少なくなり、寂しい気持ちもしますが、550回目を迎えた今回の定期は、演奏者、観客、ホールが一体となって作り上げた演奏会だったような気がします。
 
 開館してからほぼ60年経った音楽センタ-、どれだけの数の演奏会が開かれたのか見当もつきませんが、音楽がたくさん沁み込んだホールは、それ自体が生き物のように年を重ね味わいを増してきます。ホールの協力なくしては素晴らしい演奏は生まれないと思います。新しい芸術劇場に期待すると共に、音楽センタ-もまだまだ若者に負けずがんばってほしいです!






2019年6月27日木曜日

トリオ・アンファリア ~舞踏会への招待~

 蒸し暑い日が続いています。梅雨の只中、くれぐれもご自愛ください。

 明日28日(金)19:00~、シティギャラリ-コアホ-ルにて、トリオ・アンファリアの演奏会が開催されます。
 出演はヴァイオリンの高杉(ガオ・シャン)さん、チェロのファニ-・プザルグさん、ピアノのユリヤ・レヴさん。中国、フランス、ロシアと出身国は違いますが、とても仲の良い素敵な女性トリオ、息もピッタリの楽しい演奏会になることと思います。プログラムもおもしろそう!
 ご都合のつく方がいらっしゃいましたら、ぜひお出かけください!


2019年6月24日月曜日

「ティモシ-・リダウト(ヴィオラ)&ベンジャミン・フリス(ピアノ) デュオ・リサイタル」と群響

  21日、アトリエミストラルに「ティモシ-・リダウト(ヴィオラ)&ベンジャミン・フリス(ピアノ) デュオ・リサイタル」を聴きに行きました。
 プログラムはベ-ト-ヴェンのホルン・ソナタ、シュ-ベルトのアルペジオ-ネ・ソナタ、シュ-マンのアダ-ジョとアレグロ、ヴュ-タンのヴィオラとピアノのためのソナタ。
 
 ティモシ-・リダウトさん、ロンドン生まれのまだ24才のヴィオラ奏者、本当にお若くて見た目は可愛らしいのですが、スケ-ルの大きい堂々とした演奏で素晴らしかったです!人の声のように聴こえる音色、たっぷりと滑らかな弓の動きも美しく、奏者と楽器がひとつの生き物みたいで、耳と目が惹きつけられました。
 どの曲も良かったですが、メインはヴュ-タンのソナタ。情感と迫力たっぷりの演奏で、ピアノも素晴らしく、改めてヴュ-タンが好きになりました。
 元群響、現東フィルのヴィオラ奏者、加藤大輔さんの演奏で2度生で聴きましたが、加藤さんの演奏もロマンティックで素敵でした。この曲を聴くとヴィオラにはまり、そして癖になります‥ヴァイオリンともチェロとも違うヴィオラの魅力が存分に味わえる演奏会でした!
 今日24日も19:00から、すみだトリフォニ-小ホ-ルで同じプログラムで演奏会が開催されます。ティモシ-・リダウトさん、まだ本当にお若いので、これからのご活躍が楽しみです!









 22日は、音楽センタ-にて群馬交響楽団の定期演奏会でした。
円光寺雅彦さんの指揮、高木綾子さんのフル-ト独奏で、プログラムはウェ-バ-の「魔弾の射手」序曲、ライネッケのフル-ト協奏曲、メンデルスゾ-ンの交響曲第3番「スコットランド」でした。
 高木綾子さんと群響の協演を聴くのは2回目。あまりキラキラしてない少し渋くて愁いのある音色と、美しい立ち姿に惚れ惚れ…ライネッケの協奏曲、あまり聴く機会がないのですが、女性らしく澄んだ気持ちの良い高木さんのフル-トにぴったりだったと思います。
 ウェ-バ-、ライネッケ、メンデルスゾ-ンという並びのおもしろいプログラムで楽しめました!




2019年6月18日火曜日

「高崎高等学校吹奏楽部 創部80周年記念OB演奏会」開催

 16日、群馬音楽センタ-にて「高崎高等学校吹奏楽部 創部80周年記念OB演奏会」が開催されました。今日上毛新聞に記事が掲載され、主人も写ってます!
 年齢は様々ですが男ばかり約80名の迫力あるサウンド、プログラムも楽しくて聴きごたえがありました!
 吹奏楽経験者には、ブラスの響きは本当にワクワクします。今日もまだ「祝典行進曲」と「シンフォニア・ノビリッシマ」が頭の中で交互に鳴ってます‥
 
 91歳のフル-トの大先輩、イケメンの若い現役生、中学時代のブラスバンドの顧問の先生などなど…たくさんの仲間と一緒にステ-ジで演奏できたことに感動した、と主人。最後には皆で校歌も歌い、とても嬉しかったようです。
 OB会も高齢化が進んでいるようですが、90周年、100周年の演奏会を楽しみにしていますので、皆さんどうぞお元気で音楽を続けてください!







2019年6月15日土曜日

高崎高校吹奏楽部 創部80周年記念OB演奏会

 明日16日(日)午後2時~、群馬音楽センタ-にて「高崎高等学校吹奏楽部 創部80周年記念OB演奏会」が開催され、10年ぶりに主人も演奏で参加、私は聴きに行く予定です。
 90代のフル-トパ-トの大先輩と一緒にステ-ジで演奏できるというのは、とても貴重な機会だと思います。吹奏楽ではお馴染みの曲やマ-チ、朝ドラのテ-マメドレ-など、おもしろそうなプログラムです。久しぶりの吹奏楽、楽しみです!
 入場料は500円。お時間のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお出かけください!




2019年6月6日木曜日

フジコ・ヘミングとビル・エヴァンス

 梅雨前ですが、夏のように暑い日が続いて少々バテ気味です…皆様、体調は大丈夫でしょうか?くれぐれもご自愛ください。




 1日は東京四ツ谷の紀尾井ホ-ルでフジコ・ヘミングさんのソロリサイタル。フジコさんのピアノは3回か4回目、紀尾井ホ-ルに出かけるのは初めてでした。
 大き過ぎず、シンプルな形で響きが柔らかいホ-ル。会場は満席で女性客がほとんど、2階の端の席でしたが、フジコさんの顔や出入りの様子がよく見える席でした。
 プログラムはお得意の曲で、後半のドビュッシ-、リストは素晴らしく、会場全体が集中して聴き入りました。相変わらずお茶目で可愛らしいフジコさん。少女がそのままおばあさんになったような独特の雰囲気が好きです。
 もう10年近く前になりますか、東京文化会館や前橋の県民会館でも聴きましたが、どうせ聴きに行くなら、あまり大きくない響きの良い会場で聴くべきだなあと思いました。
 フジコさんのピアノの音色からは、孤独な境遇の中で、ピアノに向き合ってきた時間の積み重ねと、時代の変化と共にどんどん失われていく情緒を感じられる気がします。貴重な存在ですね。長生きして演奏を続けていただきたいです。



 こちらもピアノ。シネマテ-クたかさきにて、ビル・エヴァンス生誕90周年記念公開、ブル-ス・スピ-ゲル監督の「ビル・エヴァンス タイムリメンバ-ド」を鑑賞しました。
 音楽と映像の貴重な記録や、関わったたくさんの人たちの証言の数々…残念ながら明日までですが、文句なく楽しめるドキュメンタリ-映画です。
  
 フジコさんとビル・エヴァンス。両方とも、美しいピアノの音が心に沁みました。

2019年5月7日火曜日

連休その2 「SLOW TIME MEETING 2019」

 この連休、コンサ-ト、ライブに出かける以外は、引きこもって家の片付けに専念しました。結婚30年でたまった物や両親の遺品整理などいろいろ…今まで手つかずだった片付けですが、「令和」に変わるのをきっかけに、やっと着手することができ良かったです。今後も断捨離を続けていきたいと思います。
 
 連休の終わりの昨日は、コアホ-ルで開催された「SLOW TIME MEETING 2019」というライブイベントへ。午後1時から夜9時頃まで、ホ-ルと野外の2ヶ所のステ-ジで、10数人のシンガ-ソングライタ-が紅白に分かれて歌い合うという音楽イベント。お天気が不安定の中、建物の中と外を行ったり来たりと体力が必要でしたが、飲食や雑貨のテントも出て、美味しいコ-ヒ-やお菓子を食べながら楽しい時間を過ごしました。





 知り合いのさとう麻衣さんが一番バッタ-。彼女の持ち味は、優しい曲や元気な曲、切ない曲や可愛らしい曲など、いろいろな心情を歌にして届けてくれるところ。彼女の声には様々な感情が混ざっています。今回も素敵なギタリストと一緒に心のこもった歌声が聴け嬉しかったです!
 ライブ終了後、紅組司会の林家つる子さん持参の群馬県を形どったギタ-を持って記念撮影。高崎出身の落語家つる子さんと内藤聡さん、お2人の司会も賑やかでおもしろかった!






 コアホ-ルの野外ステ-ジでのイベントはとても久しぶり…お天気に左右されて大変な面はありますが、もっと活用しないともったいないなあと思いました。
 長時間のイベントだったので、結局最後までは見られず途中で帰ることに…紅白どっちが勝ったのか?いずれにせよ、出演者の皆さん、お疲れさまでした!
 親子ほど年が離れている麻衣ちゃんですが、初めて会ったのは2006年の秋。高校生の彼女が高崎駅で路上ライブをしていた頃からの付き合いですが、「まっすぐ」なところは昔と変わらないです。そのまま突き進んで群馬を代表する歌手になってほしいです!

連休その1 神奈川フィルハーモニ-管弦楽団 軽井沢大賀ホ-ル

 長い連休も終わりましたね。皆様、楽しいゴールデンウィ-クを過ごされたでしょうか?新しい「令和」の時代もどうぞよろしくお願い致します。





 連休の初め、4月27日(土)、軽井沢大賀ホ-ルに神奈川フィルを聴きに行きました。川瀬賢太郎さんの指揮でドヴォルザ-クの「謝肉祭」とチェロ協奏曲(ソリストは横坂源さん)、リムスキ-=コルサコフの「シェエラザ-ド」というプログラム。
 横坂さんのチェロ、のびのびとしたスケ-ルの大きな素晴らしい演奏でした。「シェエラザ-ド」はコンマス石田さんのヴァイオリン・ソロが魅力的!
 女性が多い木管のハーモニ-もとてもきれいでした。フル-トのトップは私が学生時代レッスンを受けていた山田恵美子さん。女性らしいフル-トは当時からの憧れで、何十年かぶりに恵美子さんのフル-トを聴いて、昔と変わらぬ清楚さと品の良さに感動しました!
 思いがけず、ロビ-で信大オケの先輩H矢さんと遭遇!!短い時間でしたが話ができて嬉しかった~神奈川フィルの演奏会は初めてだったのですが、軽井沢まで聴きに行って良かったです!寒かったけど…また機会があったらぜひ聴きたいと思います。
 

2019年4月25日木曜日

「炎のマエストロ」コバケン

 平成も残り僅か、いよいよ新しい時代に入りますね。
 群馬交響楽団も、ミュ-ジック・アドバイザ-に「炎のマエストロ」コバケンこと小林研一郎さんを迎え、新シーズンが始まりました。
 13日、ベ-ト-ヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」(ソリストは清水和音さん)、交響曲第3番「英雄」というプログラムで定期演奏会が開催されました。
 指揮者デビュ-が群響だったというコバケンさん。群響に対する熱い思いが伝わってくるエネルギ-あふれる演奏でした!
 ご高齢なのに足腰の逞しさ、上半身の軽やかさが素晴らしく、体の動きに目が釘付け。見習いたいものです。コバケンパワ-のおかげか、自分自身も元気が湧いてきて、連休になったらやろうと思っていた家の片付けを、さっそく演奏会の次の日からスタ-ト!家の中がどんどんきれいになってきて嬉しいです!
 ひとつひとつの音のエネルギ-を感じる演奏。美しく生き生きと調和する音楽。「令和」にふさわしく、群響にも新しい風が吹いたと感じられた今年度最初の定期でした!


終了後のふれあいト-クもたくさんの人! 
期待の大きさが感じられます。

音楽センタ-の回りの夜桜がとてもきれいでした!


2019年4月11日木曜日

さとう麻衣「グンマ」

 4/9の上毛新聞に渋川出身のシンガ-ソングライタ-、さとう麻衣さんの記事が大きく掲載されました。当社ロビ-でも2回ライブを開催し、素敵な歌声を披露してくれました。
 最近はグンマを盛り上げる歌「グンマ」で話題を集めています。ミュ-ジックビデオもおもしろいので、ユ-チュ-ブをぜひご覧ください!
さとう麻衣「グンマ」

 地元だけでなく東京や大阪でもライブを開催し、歌で群馬の宣伝も!
群馬を代表する歌手になってほしいです!!





2019年3月11日月曜日

ソフィ-・ダルティガロング ファゴット・リサイタル

 9日、コアホ-ルにソフィ-・ダルティガロングさんのファゴット・リサイタルを聴きに行きました。ウィ-ン・フィルハ-モニ-初の女性管楽器首席奏者と紹介されています。ファゴットのソロリサイタルはとても珍しく、なかなか聴く機会がないので、とても楽しみにしていました。ピアノ伴奏は沢木良子さん。
 
 プログラムはヴィヴァルディのチェロ・ソナタ第7番、バッハの無伴奏フル-トのためのパルティ-タ、テレマンやサン=サ-ンスのファゴット・ソナタなどでした。
 暖かさや切なさ、激しさ、ファゴット独特の陽気さ、滑稽さなど、音色そのものに様々な感情やニュアンスが含まれていて、それが自然にメロディに乗って表れ、聴いていてとても気持ちが良かったです。品が良く、女性らしい包容力のある素晴らしい演奏でした!
 オ-ケストラでは縁の下の力持ち的役割が多いファゴットですが、今回はチケットも完売したそうで、たくさんのお客さんにファゴットの魅力が伝わったことと思います!



 

2019年2月25日月曜日

「愛と希望のコンサ-ト vol.5 ~西欧の風と共に~」開催!

 21日(木)19:00~、コアホ-ルにて「愛と希望のコンサ-ト vol.5 ~西欧の風と共に~」が開催されました。
 ヴァイオリンは水谷晃さん、筒井志帆さん、ヴィオラ加藤大輔さん、チェロ中田英一郎さんという豪華なメンバ-。プログラムはヘンデル=ハルヴォルセン「ヴァイオリンとヴィオラのためのパッサカリア」、モ-ツァルトの弦楽四重奏曲 第17番「狩」、ラヴェルの亡き王女のためのパバ-ヌ、弦楽四重奏曲ヘ長調でした。
 水谷さんは群響の元コンサ-トマスタ-で現在は東京交響楽団コンサ-トマスタ-、加藤さんも群響から東京フィルハ-モニ-に移籍され副首席奏者としてご活躍、筒井さんと中田さんは現群響メンバ-です。現在は活動の場が分れていますが、同時期に群響に在籍していた4人が集まって、高崎で演奏を披露してくださる貴重な機会です。
 
 どの曲目も良かったですが、特にラヴェルの弦楽四重奏曲ヘ長調は、まるでオ-ケストラを聴いてるような音の厚みと表情の豊かさ、迫力が素晴らしかったです。リハの時間は短かったと思いますが息がピッタリで、それぞれの音色も重なった音も艶やかで、ラヴェルならではの漂うように移り変わるハ-モニ-を気持ち良く感じることができました。
 高崎でこんな凄い弦楽四重奏が聴けるとは!皆さん、楽しそうに演奏している様子も微笑ましく、とても充実した中身の濃いアンサンブルでした。
 水谷さんも加藤さんも東京のオケで実績を積まれ、表現力も増し、より逞しくなられたように感じました。メンバ-それぞれが年を重ね、その経験が集まって、数年に一度、より深みを増した演奏が聴けるのは本当に嬉しいことです!次回はいつになるかわかりませんが、気長に楽しみに待ちたいと思います。