2019年1月28日月曜日

群馬交響楽団 第544回定期演奏会

 寒い日が続いておりますが、皆様、体調は大丈夫でしょうか?空気の乾燥がキツくて、インフルエンザも流行っていますね…くれぐれもご自愛くださいませ。
 今月はあまり外出せず、家の片付けをしたり、本を読んだり、ジャムを作ったり、猫とひなたぼっこしたりと、静かに冬ごもりを楽しんでおりました。遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願い致します。
 やっと冬眠から目覚め、一昨日、久しぶりに演奏会へ!群響定期を聴きに出かけました。



 ボロディンの「中央アジアの草原にて」、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番、チャイコフスキ-交響曲第6番「悲愴」というプログラム。指揮は大友直人さん、ヴァイオリンは三浦文彰さんでした。
 三浦さんのヴァイオリンは大きい音で男っぽくガシガシ弾くのではなく、優しい中性的な雰囲気を感じました。音楽の流れが良く、場面展開が映画を見ているようにわかりやすく、とっつきにくいプロコフィエフの音楽もおもしろく聴けました。
 「真田丸」のテ-マ曲はとても土臭い演奏が印象的でしたが、まだお若いのに、いろいろな引出しをたくさん持っていらっしゃるのだなあと感じました。

 ロシアプログラムの今回の定期、「悲愴」の終楽章、ステ-ジでグルチンさんが弾いているのではないかしらと、チェロの席を見つめてしまいました。もちろん姿はないのですが…今回のプログラム、三浦さんとの協演、きっと楽しみにしていらしたことでしょう…改めてご冥福をお祈り申し上げます。



 さて、2月1日(金)19:00~、前橋テルサホ-ルにて、群馬バロックオ-ケストラの第5回演奏会が開催されます。群響の団員さんを中心にした20人ほどのメンバ-です。「バッハ・バッハ・バッハ!!」と題した今回の演奏会、有名なバッハからあまり聴いたことのないバッハまで、いろんなバッハが楽しめそうです!
 私は毎回聴きに行っていて、今までのところ皆勤賞。いつも、バロックっておもしろいなあ、と感心して帰って来ます。お客さんも年々増えているようです。ご都合つく方がいらっしゃいましたら、ぜひお出かけください!