9日、コアホ-ルにソフィ-・ダルティガロングさんのファゴット・リサイタルを聴きに行きました。ウィ-ン・フィルハ-モニ-初の女性管楽器首席奏者と紹介されています。ファゴットのソロリサイタルはとても珍しく、なかなか聴く機会がないので、とても楽しみにしていました。ピアノ伴奏は沢木良子さん。
プログラムはヴィヴァルディのチェロ・ソナタ第7番、バッハの無伴奏フル-トのためのパルティ-タ、テレマンやサン=サ-ンスのファゴット・ソナタなどでした。
暖かさや切なさ、激しさ、ファゴット独特の陽気さ、滑稽さなど、音色そのものに様々な感情やニュアンスが含まれていて、それが自然にメロディに乗って表れ、聴いていてとても気持ちが良かったです。品が良く、女性らしい包容力のある素晴らしい演奏でした!
オ-ケストラでは縁の下の力持ち的役割が多いファゴットですが、今回はチケットも完売したそうで、たくさんのお客さんにファゴットの魅力が伝わったことと思います!