26日、東京オペラシティ コンサ-トホ-ル:タケミツ メモリアルに、ペータ-・ダイクストラ指揮、スウェ-デン放送合唱団の演奏を聴きに行きました。30数名の混声合唱、名前は聞いたことがありますが、演奏を聴くのは初めてです。
バッハから現代曲まで幅広いプログラム。人間の声なのにフル-トやオ-ボエ、トランペット、時にはオルガンのような音色が聴こえたり、音量やハ-モニ-が自由自在に変化し、まるで風の音や雲の流れ、空の色の移り変わりなど切れ目のない自然現象を見ているようで、美しく気持ち良く、体に沁み込んで来ました。
時には映画「2001年宇宙の旅」を連想させる神秘的な響きに包まれるような感覚も体験しました。俗世を離れ、非常に知性的で品の良い、まさに「令和」と言った感じの美しい合唱でした。今までプロの合唱を聴く機会はあまりなかったので比較のしようもないのですが、今後いろいろ他の合唱団も聴いてみたいです。
人間の声、その声の集まり、シンプルであるが故に嘘がつけない、ごまかせない、だから素晴らしいんだなあと思いました。
先日結婚記念日を迎えましたので、お祝い気分で主人と一緒に東京へ。久しぶりの東京はちょっと疲れましたが、町はすっかりクリスマスの雰囲気で楽しかったです!