プログラムはベ-ト-ヴェンのホルン・ソナタ、シュ-ベルトのアルペジオ-ネ・ソナタ、シュ-マンのアダ-ジョとアレグロ、ヴュ-タンのヴィオラとピアノのためのソナタ。
ティモシ-・リダウトさん、ロンドン生まれのまだ24才のヴィオラ奏者、本当にお若くて見た目は可愛らしいのですが、スケ-ルの大きい堂々とした演奏で素晴らしかったです!人の声のように聴こえる音色、たっぷりと滑らかな弓の動きも美しく、奏者と楽器がひとつの生き物みたいで、耳と目が惹きつけられました。
どの曲も良かったですが、メインはヴュ-タンのソナタ。情感と迫力たっぷりの演奏で、ピアノも素晴らしく、改めてヴュ-タンが好きになりました。
元群響、現東フィルのヴィオラ奏者、加藤大輔さんの演奏で2度生で聴きましたが、加藤さんの演奏もロマンティックで素敵でした。この曲を聴くとヴィオラにはまり、そして癖になります‥ヴァイオリンともチェロとも違うヴィオラの魅力が存分に味わえる演奏会でした!
今日24日も19:00から、すみだトリフォニ-小ホ-ルで同じプログラムで演奏会が開催されます。ティモシ-・リダウトさん、まだ本当にお若いので、これからのご活躍が楽しみです!
22日は、音楽センタ-にて群馬交響楽団の定期演奏会でした。
円光寺雅彦さんの指揮、高木綾子さんのフル-ト独奏で、プログラムはウェ-バ-の「魔弾の射手」序曲、ライネッケのフル-ト協奏曲、メンデルスゾ-ンの交響曲第3番「スコットランド」でした。
高木綾子さんと群響の協演を聴くのは2回目。あまりキラキラしてない少し渋くて愁いのある音色と、美しい立ち姿に惚れ惚れ…ライネッケの協奏曲、あまり聴く機会がないのですが、女性らしく澄んだ気持ちの良い高木さんのフル-トにぴったりだったと思います。
ウェ-バ-、ライネッケ、メンデルスゾ-ンという並びのおもしろいプログラムで楽しめました!