先日、高崎市歴史民俗資料館に「鏡の中の音楽茶房 本町のあすなろ」展を見に行きました。私は高崎生まれではないので、「あすなろ」について話を聞くことはあっても直接は知りません。
今回の展示を見て、客席が200席もあったこと、レコ-ドや生演奏など音楽会が頻繁に開催されていたこと、「あすなろ報」という新聞があったことなど…改めて興味を惹かれました。
海外から演奏家が訪ねて来たり、若き日の小澤征爾さんが出入りしてたり、興味深いエピソ-ドがたくさんありました。そして「高崎を日本のウィ-ンに!」という気概のもと、集まった多くの人々の情熱とエネルギ-が感じられる展示の数々でした。
その昔、こういう場所が高崎にあったんだなあと想像するとワクワクします。私も「あすなろ」でコ-ヒ-飲んで、音楽を聴きたかったな…
会期は今月27日まででしたが、この企画はこのまま展示されるのではないかと思います。「あすなろ報」ぜひじっくり読んでみたいです。
|
1,2階は音楽茶房「あすなろ」、
地下には独立したショットバ-があったとのこと。 |
|
当時使われていたテ-ブルや椅子 |
|
コ-ヒ-カップとマッチ |
|
当時の写真 |
|
サロンコンサ-トのポスタ- |
|
音楽センタ-建設のための募金箱 |
|
昭和33年7月から発行された「あすなろ報」、市民からの投稿がおもしろい!
集められたレコ-ドの数々も興味深いです。
|