長かった梅雨がやっと明けて、一気に猛暑となりました。皆様、くれぐれも熱中症にお気をつけください。
コンサートやライブが少しずつ再開され始め、8/2(日)、高崎芸術劇場スタジオシアタ-も3月以降初めてのジャズライブ、「アコースティック・ウェザー・リポート」の公演が開催されました。
「ソーシャルディスタンス対応公演」ということで、観客は定員の半分の約150人。受付では検温と消毒、チケットは予め半券の裏に名前と連絡先を記入、もぎりは来場者が自分で行いました。ドリンクカウンタ-の営業もなしですが、代わりにペットボトルのお水が配られました。
出演は、クリヤ・マコト(ピアノ)、納浩一(ベース)、則竹裕之(ドラムス)。1970年代フュージョンの最高峰「ウェザー・リポート」の音楽を、あえて生楽器、それもピアノ・トリオでリアレンジすることにより、元祖「ウェザー・リポート」の魅力を再発見しようというコンセプト。オリジナルな解釈により、ウェザー・リポートのレガシーを受け継ぐ画期的なトリビュート・プロジェクトです。
スタジオシアタ-は天井が高く、音もすごく良くて、気持ち良く演奏を楽しめました。3人とも若々しくカッコイイ!息もピッタリ、素晴らしいライブでした。高崎でクリヤさんの演奏を聴くのは3回目。やっぱりクリヤさんのピアノは魅力的です!ぜひまたスタジオシアタ-に来てください!
今回の「ソーシャルディスタンス対応公演」、掛け声をかけたりはできないので客席は静かな雰囲気で、席の間隔も開いていたので、その分周りを気にすることなく演奏が聴け、音楽に集中できる環境が整っていたように思いました。コロナ禍でコンサ-トやライブの開催も試行錯誤が続いています。採算という大きな課題も…開催するにあたって、それぞれの主催者や演奏者が、何が大事かという価値感に直面し、改めていろいろ見直す機会になりますね。
終了後も混み合わないように時差退場で、外に出るのに少し時間がかかりましたので、もっと規模の大きなコンサ-トだったら大変だろうなと想像しました。
「ソーシャルディスタンス対応公演」、最初は少し緊張感もありましたが、久しぶりに芸術劇場で音楽を聴くことができ、楽しさを共有する幸せも感じ、とても嬉しかったです!