9日、軽井沢の大賀ホ-ルに渡辺貞夫~Re・Bop Night(リバップ・ナイト)~を聴きに行きました。
84才の渡辺貞夫さん、初めて生で聴くアルトサックスの音は色っぽくて、美しくて、優しかった。大賀ホ-ルで聴くジャズ、こんな柔らかい響きでジャズを聴くのは初めてで、とろけそうに気持ち良かったです…
協演者も凄かった!そして、若いメンバ-を信頼し、見守り、一緒に演奏する貞夫さんの佇まい、年齢を感じさせないのはもちろんですが、本当にカッコよかったです。
音からあふれてくる愛情を全身で感じ、温かく幸せな気持ちが今でもずっと続いていて、とても贅沢な自分へのクリスマスプレゼントになりました。
10月に発売されたCD「Sadao Plays Bach」(2000年にサントリ-ホ-ルで録音)には、バッハのフル-トソナタ(ピアノ小林道夫)や無伴奏パルティ-タが収録されています。音は楽譜通りでしっかりクラシックなのですが、貞夫さんが吹くと、とても自由で色っぽいバッハになりうっとりします。こんな風にバッハが吹けたらなあ…1日中聴いてても飽きないアルバムです。