群馬交響楽団の第一クラリネット奏者、野田祐介さんとピアノの出羽真理さんをお迎えし、「第17回 秋の木もれびコンサ-ト」を開催致しました。
群響の演奏会ではいつも素晴らしいソロを聴かせてくださる野田さん、そのクラリネットの素敵な音色を間近で存分に味わっていただけたことと思います。深まりゆく秋にぴったりなプログラムを楽しみました。
<プログラム>
ドヴィエンヌ/ソナタ第1番 ハ長調
プーランク/ソナタ
サン=サーンス/ソナタ 変ホ長調 作品167
ブラームス/ソナタ第2番 変ホ長調 作品120-2
いずれもクラリネットの名曲ばかりです。作曲家の晩年に作られることが多いと言われるクラリネット・ソナタ。私は特にサン=サーンスのソナタが大好きです。人生の喜び、悲しみ、いろいろな感情が詰まっている哀愁たっぷりの曲を堪能しました。野田さんの素敵なクラリネットの音色が心に沁みました。
出羽さんのピアノも素晴らしかったです。お2人の息もぴったり!、いつも一緒に演奏していらっしゃると思っていたのですが、協演は20年ぶりだそうで、とてもびっくりしました。
アンコ-ルで演奏されたオリジナル編曲「だんだん小さくクラリネットこわしちゃった」
野田さんは軽快な曲を演奏しながら歩き回り、楽器を分解して前に座っていた学生さんに突然手渡しました。クラリネットがだんだん小さく、音が高くなっていきます。
おどけた演奏に小さなお子さんも大喜び!
最後はマウスピ-スだけでピ-ピ-。とっても楽しいアンコ-ル、ありがとうございました!!
今回もたくさんの方にご来場いただき、本当に嬉しかったです。群響の演奏会ではいつも大きな会場で遠くから聴いている野田さんのクラリネットですが、今回はすぐ近くで聴くことができとても贅沢な演奏会でした。クラリネットの音色はやっぱりいいですね!無垢の木がたくさん使ってある当社のロビ-ですが、木の楽器との相性はとてもいいようです。
また機会がありましたら、ぜひ演奏をお願いしたいと思います。聴きに来てくださった方々、演奏者の方、お手伝いをしてくださった方、本当にありがとうございました!